低域強調回路の実験 08
使用しているALR Entry XLの場合、f0: 45Hz、Av: 9dBで、周波数特性はこのようになります。
小口径のYAMAHA NS-10MMでは、f0: 75Hz、Av: 10dBです。もう少しAvを高くしたいところですが、試聴音量では小口径ウーファーではボイスコイルのストロークを使い切ってしまい異音が発生します。再生環境によりf0やAvは変わりますので、聴きながら微調整を行い最適化することが大切です。小口径システムでは、低音を限界まで追求するよりは、大口径システムの持つゆったりした感じが得られれば効果があると考えます。