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歪の考察 05

この歪発生器を用いて試聴しました。

・歪の検知限は3%:と言われますが、いつ、どのような実験で導かれたかはWebで検索しても出てきません。聞いた話では、NHKがAM放送を開始するにあたり伝送諸元を定めるために実施されたようです。放送開始は1925年(大正14年)です。この時代はまだ真空管の時代です。当時どのような実験が可能だったのでしょうか?おそらく、例えば1kHzの正弦波に2kHzの正弦波を加算し音を聞いて3%を越えると2kHzの音も聞こえるという実験だったのではと想像します。

歪発生器で試聴したところ、注意深く聴けば歪発生器を通過させることで歪みを加算させない0%でも音質の変化・劣化は認められるます。0%と3%の違いは3%にすると音質的に曇った印象にはなりますが、それが歪の影響であるとは断言できるほどではありませんでした歪発生回路は、iPhone出力0dBでも飽和しないレベルを設定しています。しかし、10%にすると振幅の大きいとところでジャリっといった異音が聞こえますそれ以外のところで3%と大きな差異はありませんでした。流石に30%にすると異音の頻度が上がり容易に判断できます。

3%までは歪成分が含まれていても明確に判断できませんでしたので、妥当性はあると言えます。

・二次歪は柔らかく温かみがあり、三次歪は固く冷たい:二次、三次を各々増減させてみたが、顕著にそのような感じにはなりませんでした。歪の次数で音の感じは変わらないという結論です。二次歪は三極管の特徴で、かつシングル増幅を意味しています。三時歪は五極管のプッシュプル増幅を意味しています。三極管シングルアンプと五極管プッシュプルアンプを聴いての音質評価が先にあり、歪の次数を当てはめて、主語がいつの間にか歪の次数に置き換わったのではないかと想像します。3%の歪を付加しても元のアンプの音質は変わりませんでした。

これまで、機器の音質を語る上で、機器の出来栄えと歪みを混同して語られていましたが、基本の機器を固定して、歪みだけを付加する試聴は行われたことがないと記憶しています。

追試のための資料提供のご希望がありましたらContact Addressから連絡してください。

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