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Speaker Cable SP-6Pの紹介 01

30数年(2007年時点)ぶりに、スピーカーケーブルを交換し音質改善効果を確認しましたので紹介します。

ケーブルで音は変わらないという乱暴な意見がありますが、さておき、これまでにLC-OFC、PC-OCCや銀メッキ線材等を試したことがありますが、長続きしませんでした。使っておりますスピーカーケーブルは、旧トリオが1980年代初めに販売したSPC-1000というものです。シースに7対のツイステッドペアが入っており、導体は無酸素銅撚り線で一本ずつ絶縁されたリッツ線となった手の込んだものです。当時Σドライブを訴求しており、6対でスピーカーを駆動し、1対はΣドライブの検出として使う考えです。使っているアンプはΣドライブではありませんので7対でスピーカーを駆動します。音質の特徴は、高分解能、ワイドレンジでありながら癖のない素直なウエルバランスでエネルギー感があり気に入っています。とっくに入手できなくなっているので、お勧めを知り合いに聞かれても紹介することが出来ません。

SPC10002

30数年使用しているSPC-1000、剥き出し部の根元の緑色がリッツ線にするための絶縁塗料。使用にあたり絶縁塗料を剥がさなければならない。

偶然、http://homepage2.nifty.com/NEGY/shop/index.html でSPC-1000によく似た構造のSP-6Pを見つけました。根岸氏にお聞きしたところ、SPC-1000を開発されたご本人でした。http://homepage2.nifty.com/NEGY/about/about.html 氏のケーブル設計の考え方は、20kHzまでの可聴帯域内で変曲点を持たせないとのことで、Atelier AUDILLUSIONの目指す方向と一致しています。 

http://homepage2.nifty.com/NEGY/theory/1.html の解説にあります、SP-6Pの特性比較中の橙線は減衰量で20Hzから10kHzまでほぼ直線で20kHzまで穏やかに伸びていきます。癖のあるケーブルでは必ずうねりが可聴帯域内にみられます。

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