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Speaker Cable SP-6Pの紹介 02

SP-6Pを購入し2ヶ月が経過しました。PC-OCCは、他のケーブルで音を聴き、特有の高域に不自然な感じがあり不安でした。しかし、この不安は不要でした。後でお聞きしたところ、無造作にPC-OCCを使うと高域に不自然さが出ることがあり、ケーブルの構造や絶縁材等で不要な癖が出ないように調整されているとのことです。さすがにPC-OCCの開発に携わられ、特徴を知りぬいた匠の技が盛り込れていることを実感しました。単に6対のツイステッドペアをケースにまとめただけではなく、最近のケーブルであまり見たことのない、綿糸の介在が施され、各線材の距離を一定に保ち、さらにはそれを紙で包み込んでから外装のケースで包み込むという、手の込んだ造りになっていることが癖のない音質の秘密なのでしょうか。

SP6P2

聞きなれたSPC-1000と良く似たエネルギーバランスであれことは直ぐに感じます。しかし、遥かに情報量やエネルギー密度が高く、高低の両端が穏やかに伸び広帯域です。可聴帯域内に変曲点を持たせないことで、群遅延特性を平坦化したLPFで聴くように音場、音像が立体的で奥行き感を持ち浮かび上がります。さらに、腰の座った安定感を感じさせる低音が音楽を支えています。可聴帯域内の変曲点を持たせないようにしたことで、時間軸上の表現が円満になり、低音から高音までのハーモニーがより多く聞こえるようになり豊かな響きが聴こえるようになったと思われます。スピーカーからの音離れも全帯域で均一で開放感があり躍動的が伝わって来るように感じます。すべての特徴を言い表すことは出来ませんが、幾つかの感想を列記します。・芯を感じさせるエネルギー感

・部弱音の細部まで見通せる静寂感

・豊かな響きが醸し出す安定感

・演奏の場が感じられる開放感

・楽音の強弱によるダイナミック感

・演奏をそのまま伝える透明感

等です。正直な話、ケーブルに限らず音楽の聴こえ方が変わることは否定しませんが、論理的でない取り組みによる高額なケーブルを聴く気はしません。受動素子の集合が能動素子の集合より音質変化に影響があるとも思いません。ケーブルの話は消極的な姿勢でいます。しかし、SP-6Pに替えたことによる表現力の変化には驚かされます。

ケーブルを試聴するにあたり本来の音になるまで数日を要します。配送され巻き解き、すぐ使うと、高域の開放感に欠け伸びきらない印象を持ちます。恐らく機械的なストレスが影響しているようで、ケーブルに限らず他のオーディオ機器でも同じ傾向を持ちます。言葉を換えると「引き攣った」という印象です。設置して三日ほどで消えます。根岸氏によれば、通電を開始し、銅の歪みが抜け安定するまでしばらくアイドリング時間が必要とのことです。

材料の調達の問題があり、SP-6P MKIIとなりましたが、氏の卓越した技術により音質の変化は聞き取れません。また、在庫僅少ですがSP-6Pは幻音工房で扱っています。

どちらも大変に求めやすい価格で提供されており、音を追求できる一品なので、試していただきたいと思います。

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