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グラフ上は、平滑コンデンサの脈流波形です。50Hz商用電源ですので100Hz毎に充電されており増幅器で消費された電力が重畳します。平滑コンデンサの電圧を観ると青線は増幅している55Hzの電力の影響を受けて乱れます。赤線は550Hz増幅時なので、充電された電力を規則的に消費しています。グラフ下は、トランスから供給される電力です。同様に、青線は100Hzで充電されますがその都度変動します。赤線は一定の電力となります。トランスからの電力が変動しているといことは、電力の供給源がトランスの巻線、変動していないということは平滑コンデンサに充電された電力と言えます。このことから、増幅器から電源を見た時、100Hz以下の増幅を行う際は、誘導性、100Hz以上の増幅を行う際は容量性と言えます。増幅する周波数によりエネルギーの供給源がトランスの巻線、平滑電解コンデンサと変化します。誘導性、容量性のどちらが優位ということではなく、可聴帯域内で電源の性質が変わることは、再生される音色が異なることに電源の難しさがあります。これは、すでに述べています、 ・可聴帯域内(20Hz~20kHz)に存在する変曲点 http://www.audillusion.com/audillusionobjec.html#inflection の取り組みになります。そこで、スイッチング電源の採用を考えました。スイッチング電源は数十kHz以上の周波数で動作しており、増幅器が扱う可聴周波数帯域では誘導性で、単一の性質で増幅器を駆動できます。TDK-LamdaのHWS150-24を二台購入し、直列接続し±24Vの電源とし、LM3886 AMPに仮付けしました。 低域と中域以上での音色の違和感は解消されました。 |
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